はじめに
近年、地震や台風、大雨などの自然災害が増えています。大人にとっても不安な災害ですが、子どもたちには「怖い」だけでなく「備えることの大切さ」を伝えたいですよね。
今回は、親子で楽しく防災を学べる絵本 『ぷーたのぼうさい』(チャイルド社) をご紹介します。
絵本の内容
主人公はくまの「ぷーた」。
大雨や雷、地震といった災害に直面しながら、どうやって安全に行動すればよいかを考えていきます。
雨や雷の日に気をつけること
家族と離れたときの対応
防災グッズの必要性
物語を通して、防災を子ども目線でわかりやすく学べるようになっています。
特徴
防災グッズリスト付き
そのまま家庭でチェックシートとして使えます。
かわいいイラスト
災害の怖さをやわらげ、子どもが安心して学べます。
親子で会話できる工夫
「もしこんなときどうする?」と考えるきっかけに。
わが家の体験談
実際に2歳の娘に読み聞かせをしました。
すると、保育園で地震の避難訓練があったとき、自分から「ダンゴムシのポーズ」をしたと先生が教えてくれました。
さらに家で小さな揺れを感じたときには、机の下にサッと隠れる姿を見せてくれたのです。
まだ2歳なのに、絵本で学んだことを実際の行動に移せた姿に、親として本当に感動しました。
「知っている」と「できる」には大きな違いがあります。この本を通じて子どもが自然に体を動かせるようになったことは、大きな安心につながりました。

親子でできる活用法
- 1. 読み聞かせ後に「わが家の防災グッズ」を一緒に確認する。
- 2. 絵本をきっかけに「避難場所」や「連絡方法」を話し合う。
- 3. 防災リストをコピーして非常持ち出し袋に貼っておく。
まとめ
『ぷーたのぼうさい』は、子どもが「怖い」ではなく「できることがある」と気づける防災絵本です。親子で楽しく読みながら、もしものときに備えておきましょう。
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