世界中で愛され続ける名作「フランダースの犬」。
今回読んだのは 学研の「10歳までに読みたい世界名作」シリーズ第19巻 です。
主人公のネロと忠実な犬パトラッシュの姿は、読む人の心を揺さぶり、友情や思いやりの大切さを改めて感じさせてくれます
あらすじ
19世紀のベルギーの村に暮らす少年ネロは、優しい祖父と犬のパトラッシュと一緒に慎ましく暮らしていました。ネロは絵を描くことが大好きで、画家になるという夢を持っていましたが、貧しさや村人たちの偏見が彼を苦しめます。
そんな中でも、パトラッシュだけは常にネロの味方であり、唯一の親友でした。物語は、二人の絆と夢への想い、そして運命の最後の瞬間までを描きます。
読んで感じたこと
夢を追う強さ:厳しい状況でも絵を描くことを諦めなかったネロ。
友情と絆:人と犬の間に芽生える深い愛情。
思いやりの心:他人の落とし物を返す場面にも見られる正直さ。
「フランダースの犬」は、子どもにも大人にも大切なメッセージを届けてくれる作品です。
娘の読んだ感想
> フランダース犬。パトラッシュとネロ。
貧しくても落とし物をして返す場面は感動しました。
空腹と寒さで死ぬ場面はとても悲しかったです。
ネロを探しに教会まで追いかけて亡くなるところも印象的でした。
2人が相手を思いやる気持ちが素敵だなと思いました。
子どもの視点からでも「正直さ」「思いやり」「友情の深さ」が自然と伝わっているのが印象的でした。
読書中の様子

📸 娘が「フランダースの犬」を夢中で読んでいる姿。物語の世界に入り込むように真剣にページをめくる姿から、本の力を感じます。
まとめ
「フランダースの犬」は、ただの悲しい物語ではなく、夢をあきらめない強さと友情の尊さ を描いた永遠の名作です。親子で読み合い、感想を語り合えば、作品の深さをさらに共有できるでしょう。
👉 読者のみなさんへ「あなたには、ネロとパトラッシュのように大切にしたい友情はありますか?」
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