皆既月食(かいきげっしょく)をくわしく学ぼう!

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皆既月食とは?

皆既月食は、太陽・地球・月が一直線に並んだときに起こります。地球が太陽の光をさえぎり、その大きな影(かげ)の中に月がすっぽり入ると、月は赤っぽく見えるのです。

これは、地球の空気(大気)を通った光のうち、赤い光だけが曲がって月に届くからです。夕焼けや朝焼けが赤いのと同じ理由です。

皆既月食の3つの段階

月食には、じつは段階があります。理科の言葉で覚えておくと便利です。

  • 1. 半影月食(はんえいげっしょく)     月が地球の「うすい影(半影)」に入る。少し暗くなるが、あまり気づかないことも。
  • 2. 部分月食(ぶぶんげっしょく)    月の一部が地球の「本影(ほんえい:しっかりした影)」に入る。かけて見える。
  • 3. 皆既月食(かいきげっしょく)   月全体が本影に入る。赤い月「ブラッドムーン」が見える。

2025年9月8日の皆既月食ニュース

・日本では約3年ぶりの皆既月食でした

午前2時30分〜3時53分ごろまでが皆既の時間。

・最大は午前3時12分ごろで、月がいちばん赤くなりました。

・今回は約82分間も赤い月が見える、めずらしいチャンスでした。

どのくらいの周期で起こるの?

・月食は、満月のときだけ起こります。でも毎月は見られません。なぜなら、月の通り道(軌道)が少し傾いていて、ほとんどの満月は地球の影をよけてしまうからです。

そのため、皆既月食は数年に1回しか見られない特別な現象なのです。

観察のヒント

肉眼で楽しめる:月食は太陽とちがって危なくないので、直接見ても大丈夫。

ノートに記録する:月の色や形の変化を時間ごとにスケッチすると自由研究にぴったり。

写真にチャレンジ:スマホ+三脚で赤い月をきれいに残せます。

まとめ

・皆既月食は「地球の影の中に月が入る」天体ショー。

・月が赤く見えるのは、地球の空気を通った赤い光が月に届くから。

2025年9月8日には、日本で3年ぶりの長い皆既月食が見られました。

🌕✨ 宇宙のふしぎを知ると、夜空を見るのがもっと楽しくなりますね!

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